埼玉県和光市の戸建て住宅に追い焚き配管洗浄でお伺い致しました。
前日お使いになった残り湯を昼過ぎに見てみると、白い糸状の浮遊物が現れて気持ち悪いと配管洗浄の依頼を
戴きました。バスタブが空の状態でお湯を溜めても、冷めたお湯を追い焚きしても症状はないようです。
バスタブのお湯を当日 使い切り排水してしまえば分かない症状ですね!残り湯には細菌が多く数時間で劇的に
繁殖しますので当日使い終わったら排水するよう心掛けて戴ければと切に思います。
現状の確認
残り湯を残して置くようにお願いしていたので現状を確認する事が出来ました。ゼリー状又はゲル状と言うか
鼻水の様な浮遊物です。この症状は追い焚き配菅内に過度のバイオフィルムが形成されていますね!
バイオフイルム(生物膜・ぬめり)は細菌が自ら身を守る為に膜を形成しフイルム内で生息しています。
レジオネラ属菌の温床にもなりかねます。追い焚き配管内には、少なからず細菌は潜んでいますがこの
症状は非常に稀です。年に数件のご依頼しかありません。長い年月で細菌によるコミュニティが形成されて
いたのだと思います。バイオフィルムを除去するには薬品による化学洗浄が効果的と言われています。
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追い焚き配管洗浄
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ここからは追い焚き配管洗浄になります。手順で言いますと殺菌 → 除菌 → 除去の順番で行っていきます。
画像は除菌の様子になります。この症状の場合は除菌作業が大半の時間を費やします。
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除去中です。入浴剤も入れてると聞いていますので入浴剤の成分や皮脂汚れなどが出てきてます。
泡の状態やお湯の濁りからすると極端に汚れが蓄積していた訳ではないようです。
洗浄が終わり排水した様子です。入浴剤の成分もありますが目立つのは皮脂汚れですね!ご家族に代謝が
良い方が居たりご家族が多いお宅では、皮脂汚れが蓄積される割合が多いですから注意が必要です。
浴槽内をお掃除し配管内を良く濯いで作業は無事完了です※この症状の場合翌日に症状が現れる事 細菌が
根深く一度の洗浄では改善しない事が多いです!こちらのお宅では別日に改めて洗浄し落ち着きました。
一度の洗浄で改善するよう最善は尽くしますが状態によっては3・4回洗浄するケースもあります。
まとめ
今回の様な症状バイオフィルム(生物膜・ぬめり)が形成されてバスタブ内に排出されるケースは非常に 稀で一度見てしまうと入る気になれません。追い焚き配管内は常に残り湯で満たされていて細菌の温床 になっている事を理解する必要があります。経済的に勿体無いかも知れませんが当日お使いになった お湯は排水する事をお勧め致します。追い焚き菅内には残り湯が満ちていますので排水後20~30秒 程度で構いません自動湯張機能で残り湯を押し出しておくと衛生的ですし細菌の繫殖も軽減されると 思います。※それでも改善されない場合は追い焚き配管洗浄をお勧め致します。 |
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既に症状(汚れ・臭いなど)を自覚されているのであれば一度お試しいただき今後の目安になればと考えており
ます。
丁寧に時間をかけて改善に努めて参りますので、ご検討のほどお願い致します。
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