横浜市青葉区のマンションにバスヒーターの洗浄でお伺い致しました。
1986年竣工 築30年以上の古めのマンションのなります。今回は「追い焚き時に黒っぽい
汚れが出る」との事でご依頼が御座いました。ありがとうございます(*^-^*)
今回の洗浄は都市ガス会社のTES(テス)と呼ばれる給湯暖房システムの初期に採用されていた
旧式の追い焚きシステムの洗浄になります。
浴槽の水は給湯器との間を循環しているのではなく、2つの穴と接続されている箱の中に
温水暖房用の80℃のお湯が流れている銅のパイプがうねうねと配管されていて、下の穴から
入った水がそのパイプに触れて温められ、上の穴から自然と出てくる方法になります。
浴槽の水を直接温めるわけではないので「間接追い焚き」と呼ばれます。
追い焚きをする場合は浴室外(洗面所)のリモコンで追い焚きスイッチをONにして
暖房循環用のお湯を沸かす状態にしてから浴槽上のハンドル(湯かげんハンドル)を開けて
暖房用温水を循環させます。ハンドルを開けなければ温水の循環はしませんから、浴槽の水も
温まりません。 バスヒーター:㈱ハウステック 2006年製
スペース
スペース
バスヒーターの洗浄は、作業が長引く場合が多くお湯の流れがゆっくりな為、洗浄後も
汚れが付き易いという事を御理解いただき作業に入りました。
循環部分の濯ぎ
循環部分を洗浄する前に、上部穴・下部穴をシャワーホースのヘッドを外し良く濯ぎました。
スペース
上穴・下穴にシャワーホースで勢いよく水流を当てて出てきた汚れです。出てきた汚れは
主に湯ドロです。お客様が申していた「黒っぽい汚れ」は、湯ドロだったと思われます。
濯ぎだけで、これだけ出てきたのですから、かなり汚れていたようです( ;∀;)
バスヒーター循環部分の洗浄
下穴に洗浄剤を入れて10分程留めて、追い焚き運転をした様子です。洗浄前の濯ぎでは取れて
いない汚れが泡と共に排出しています。同じ作業を二度行い隅々まで洗浄剤を効かせました。
洗浄剤を留める際は、上穴を容器で塞ぎ洗浄剤の流失を防ぐ事で効果を高めました |
シャワーホースのヘッドを外し下穴に、勢いよく水道水を当てて機器内に残った汚れを
押し出した様子です。
スペース
機器内を時間をかけて濯ぎ、排水した様子です。奥に溜まっていた湯ドロや見えていませんが
雑菌がたくさん排出されました。
スペース
新たにお湯を入れて、追い焚きしている様子です。黒っぽい汚れも取れて、とてもキレイに
なりました。お客様も大変お喜び様子で、サービスを提供する側としても嬉しく思います。
ありがとうございました(^。^)y-.。o○
既に症状(汚れ・臭いなど)を自覚されているのであれば、一度お試しいただき今後の目安に
なればと考えております。
丁寧に時間をかけて改善に努めて参りますので、ご検討のほどお願い致します。
その他のサービスはこちら ⇒ 安心して入れるお風呂を整えます ・ご家庭内のアレルギー対策
ご相談・お問い合わせをお待ちしています。
この記事へのコメントはありません。