洗濯 衣類乾燥機のダクト清掃についてお話し致します。
衣類乾燥機には大きく分けて「除湿型衣類乾燥機」「排気型衣類乾燥機」が存在します。
除湿型は排気ダクトが要らない衣類乾燥機になります。洗濯物の水分で高湿度になった空気を、機内に設けた
熱交換器で凝縮させ水として排出するため、高湿度の空気は機外に出ないようになっています。
一方 排気型はヒーターで加熱された洗濯物の中の水分が蒸発し高湿度になった空気を、そのまま機外(室内か
室外)に排出する方式です。室内に排出した場合、閉め切った部屋では高温・高湿度になります。室外へ排出す
る場合は排気口を設けて排気ダクトを接続し直接室外に排出します。今回は排気型衣類乾燥機のダクト清掃に
ついて施工事例を交え話していきたいと思います。
ガス式 衣類乾燥機のダクト清掃・・・港区元麻布
こちらは清掃前の外部排気口です。ベントキャップ(排気口)は平型タイプですね!防火ダンパーは付いていま
せん。現在ベントキャップは深型タイプが多く使われているのではないでしょうか!?平型タイプは深型タイ
プに比べ横殴りの雨や雪などで溜まっていたホコリを塊にしてしまい乾燥機の機能低下を引き起こしてしまい
ますので注意が必要です。
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今回の衣類乾燥機は重量もあり機器本体を手前に数センチずらし脱着しました。この時点で機器に繋がってい
るダクトが一本、壁面から出てるダクトが一本の状態です。上の画像が機器に繋がっているダクトで奥に見え
るのは乾燥機本体です。下の画像が壁面から出てるダクトです。このダクトは外部排気口まで繋がっています
数年前に清掃を行ったと聞いていますがかなり蓄積していた印象です。衣類乾燥機は衣類から出た繊維や糸く
ずなどが溜まり易く定期的なお手入れは必須です。
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こちらは外部排気口の画像です。外壁から50~60センチ奥に防火ダンパーが設置してありダンパー手前までの
清掃となりました。防火ダンパーにはヒューズが取り付けられており設定温度を超える空気が通過するとヒュ
ーズが溶ける仕組みで ヒューズが溶解すると自動的にダンパーが下がりダクト内の炎・煙などを遮断する事が
出来ます。
ガス式 衣類乾燥機のダクト清掃・・・渋谷区
こちらの清掃は室内からは出来ず屋外からのお手入れです。衣類乾燥機本体まで約4m程の長さで比較的短い
長さです。水分を含んでだホコリだったので何度も機材を出し入れしました。現場はマンションですが1階だ
ったので出来た作業です。
ガス式 衣類乾燥機のダクト清掃・・・港区赤坂
こちらの清掃はマンションの大規模修繕に伴い修繕会社様からのご依頼です。建物の梁に沿ってダクトが施工
されていたため一部保温材を外し途中のダクトを切り離し行いました。かなりホコリが蓄積していましたので
効率良く乾燥できるのではないでしょうか!こちらの建物は浴室・洗面・トイレの排気ダクトも合わせて行い
ました。
洗濯衣類乾燥機のダクト清掃のススメ
洗濯衣類乾燥機のダクトを掃除しないままにしておくと乾燥機能を使っても衣類が乾きにくくなります。 ダクトには糸くずやホコリなどの汚れがたまってしまうため、排気がうまく出来ず衣類が乾きにくくなっ てしまいます。衣類乾燥機の排気ダクト内のチリやホコリが極端に溜まった状態にあると火災の原因にも なります。また、ホコリなどにより衣類乾燥機のダクトが詰まると洗濯乾燥機のなかで不完全燃焼が起こ ってしまいます。衣類乾燥機の不完全燃焼は室内に一酸化炭素を排出させる場合があり注意が必要です。 ガス衣類乾燥機はガスコンロ等と同じの開放式のガス機器に該当し専用の給気口は必要ありません。しか しながら屋内の空気を燃焼するため使用時には窓を開けるなどの換気が必要です。 ※キッチンに同時給排式レンジフードが必要な住宅において、いわゆる高気密住宅ですガス衣類乾燥機を 導入するなら専用給気が必須になります。 ダクト清掃はおおよそ3〜5年に1度が適切だと言われています定期的にメンテナンスする事でダクト内の 汚れを最小限に抑え作業もスムーズに行えます。 |
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既に症状(汚れ・臭いなど)を自覚されている方や目に見えない汚染度が気になる方は一度お試しいただき
今後の目安になればと考えております。
丁寧に時間をかけて改善に努めて参りますので、ご検討のほどお願い致します。
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ご相談・お問い合わせをお待ちしています。
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